【プロジェクト インタビュー】某大手電機メーカーグループ企業

【プロジェクト インタビュー】某大手電機メーカーグループ企業

【プロジェクト インタビュー】

今回は当社にて活躍中のコンサルタントのお2人にご協力いただきました!
弊社登録の公認会計士A先生(女性)と、経理コンサルタントのB君(男性)にインタビュー。
※業務の都合上、匿名という形で記載しております

某大手電機メーカーグループ会社のプロジェクト業務のやりがいや厳しさ、今後の目標などを2回(前編・後編)に分けお届けします。

 

【プロジェクト概要

・クライアント(顧客)
製造メーカー(某大手電機メーカーグループ傘下)

 

・業務内容
 - 連結決算の完成
 - 経理部署との連携
 - 社長報告資料の作成
 - 海外に子会社が複数あり英語でテレカンなど対応した点

 

・特徴
 - 細かく数値分析する傾向があった
 - 旧態依然の会社風土に足並みを揃える必要があった(働き方のアジャスト)

 

・お二人のバックグラウンドを教えてください。

 

★公認会計士 A先生(女性)

Profile(プロフィール)

・経歴
名門私立大学卒業後、監査法人で勤務
現在は当社登録の税理士・会計士としてWork
大学在学中(10代)に公認会計士資格に合格!

 

・資格
公認会計士・税理士資格

 

・趣味
 - ピアノ演奏
 - 読書(純文学作品を好む)

 

★経理コンサルタント B君(男性)

Profile(プロフィール)

・経歴
不動産管理会社に勤めたのち、業務改善業務として元大手メーカー子会社の連結決算マニュアル、チェックリスト作成及び更新業務、大手商社子会社の経理体制構築支援(基幹システムと会計システムとの連携確認、チェック業務等)などを担当し、企業の課題解決やミス防止のフロー整備に注力してきた。電子部品加工装置メーカーや外車ディーラー、政府関連業務など多くの領域の事業の財務経理、IT関連業務に携わった経験がある

 

・資格
 - 会計freee上級エキスパート
 - 人事・労務freeeエキスパート
 - 管理業務主任者(国家資格)

 

・趣味
音楽(サックス奏者)

 

・プロジェクトにおける、お二人の役割を教えてください。

経理コンサルタント B君(男性)

各海外子会社から送られてくる連結パッケージの内容チェック、及び不備事項について英語でメールのやり取り。必要事項を抜き出して専用のエクセルシートに転記。クライアントとのコミュニケーション

 

公認会計士 A先生(女性)

コンサルタントB君の入力した箇所のチェック。転記された内容をもとに連結精算表作成のため連結修正仕訳の入力。連結精算表やセグメント別売上等の情報をもとに月次業績資料の作成

 

・他のプロジェクトと比較して、どういった部分にやり甲斐や厳しさを感じましたか?

経理コンサルタント B君(男性)

当初は前任者が辞めてすぐのアサインだったため、引継ぎや流れの説明などといった事前準備はほぼ皆無の状態からスタートしました。

マニュアルがあるとはいえ、資料を網羅していなければ何を示しているのかを正しく理解できない(理解したと思い込んで進めることが危険である)ことに加え、英語の資料をもとに連結決算を作成するというのは今までほとんど経験したことがなかったため、とにかく徹底的に資料の読み解きを行いました。

メーカー系のクライアントなのでセキュリティも厳しく、資料を持ち帰って見直し、ということもできなかったため、限られた時間内で読み解きを行いながら納期までに資料作成を行わなければならないことはそれなりに苦労しました。

結果的に、そのように額と脳みそに汗をかきながら取り組んだ姿勢をクライアントから評価して頂き、君のような人がうちに来てくれて嬉しいと言って頂けたことは何にも代えがたい喜びだったと今でも思います!

 

公認会計士 A先生(女性)

連結決算の作成を支援するということは、自分が作った財務諸表をもとに経営成績や財政状況を投資家に見られるということなので、非常に大きな責任を感じながら取り組んでいました。

 

国境を越えてグループ内の重要な情報が見えてくるので、自分自身がクライアントの会社の一員としてジョインしているんだという自覚がやればやるほど芽生えてきます。

 

私は公認会計士の資格を持っているという点からも、非常に大きな責任を感じながら取り組んでおりました。クライアントの担当者も含めた連結決算チームで業務を進めている中で、クライアントが不安そうに私に質問をしてくることもありましたが、私が正しい処理や根拠をなるべくわかりやすくご説明すると、クライアントがとても安心したような表情をされ、連結決算がどんどん進んでいくというのがとても気持ちよく、私自身会計士としての自覚が強まる場面でもありました。

 

特にこのプロジェクトにおけるクライアントは、数字に対してとても細かくチェックをされるので、社内の人ですら腰が引けている雰囲気も感じ取れるくらいでした。

 

醍醐味という意味では、プレッシャーと達成感の両方を強く感じ取れる点がそうといえるかもしれません。