【支援実績紹介】金融工学×会計士の知見で税務業務を革新! TaxTechとチームワークで挑むプロセス自動化【成果:データ転記ゼロ&作業時間の大幅削減達成!】

【支援実績紹介】金融工学×会計士の知見で税務業務を革新! TaxTechとチームワークで挑むプロセス自動化【成果:データ転記ゼロ&作業時間の大幅削減達成!】

  • プロジェクト名: TaxTech(税務×IT)を活用した税務申告・計算プロセスの自動化および標準化支援
  • クライアント情報: 大手企業・成長企業様(※業務の都合上、クライアント名は匿名という形で記載しております)
  • プロジェクト目的: 法人税別表作成および消費税申告基礎データにおける手動転記作業の自動化、「高度な税務判断」と「IT自動化」の境界整理および標準マニュアルの構築、5名の精鋭チームによる高品質な税務BPOの確立



弊社(CPA-Consulting)のアプローチと支援内容

①データフォーマットの統一化と転記プロセスの全自動化
各部署から収集するデータのフォーマットを統一・ルール化し、法人税の別表作成や消費税の申告基礎データへの転記作業を自動化。手動転記に伴うヒューマンエラーを効果的に抑止し、正確なデータ連携を実現しました。
②「高度な税務判断」と「定型処理」の明確な切り分け
交際費と会議費の切り分けや、複雑な用途区分の判定など、ロジカルな税務判断を要する領域と、プログラムで自動処理できる定型作業を分離。「システム自動化」と「プロの目によるチェック」を組み合わせた堅牢な運用ルールを確立しました。
③標準マニュアル・FAQの構築による属人化の排除
膨大な税務ルールの適用基準や、自動化でカバーしきれないイレギュラーケースへの対応手順を明文化した標準マニュアルを作成。誰が担当しても常に高水準のクオリティを維持できる持続可能な体制を整えました。
④強みを掛け合わせる5名のプロフェッショナルチーム編成
税務知識、推進力、精密さ、ITスキル、チームワークといった多様な強みを持つメンバーを配置し、タイトな確定申告期でも高品質なアウトプットを維持できる相互補完型の体制を構築しました。
⑤最先端テクノロジー(TaxTech)の積極的導入
Excel関数やVBA/マクロ等を駆使し、煩雑な税効果会計の計算やデータ集計作業を効率化。会計監査で培った内部統制の視点を取り入れつつ、将来的なAI・機械学習活用を見据えた基盤を作りました。
成果
手動転記に伴うヒューマンエラーを効果的に抑止し、チーム全体の作業時間の大幅削減を達成!
「高度な税務判断」と「IT自動化」を融合させた、再現可能で堅牢な税務ガバナンス体制の確立!

税務チームのリーダー(公認会計士)からのコメント

私は、大学で金融工学を専攻し、クォンツやアクチュアリーといった数理分析・リスク管理などの数理業務をメインで経験した後、公認会計士として金融機関向けの会計監査業務に従事してきました。近年は急速に進化する機械学習やAI分野にも強い関心を持っています。
本プロジェクト受嘱時の印象を一言で申しますと、「『数理思考』×『会計・監査の専門性』×『テクノロジー』を掛け合わせることで、属人化しがちな税務現場を劇的に改革できる!」という確信でした。
実際、税務申告や税額計算の実務現場では、各部署から送られてくるデータ形式のバラつきや、手動転記によるヒューマンエラーが慢性的な課題となっていました。そこで私たちはデータフォーマットの統一ルールを策定し、法人税の別表作成や消費税の申告基礎データへの転記作業を自動化。手動転記に伴うヒューマンエラーを効果的に抑止し、正確なデータ連携を実現することで、作業時間の大幅削減とミス防止を達成しました。監査経験で培った「内部統制(データの網羅性・正確性の検証)」の視点と、IT/自動化思考を結びつけることで、現場の大きな業務改善につなげられています。
一方で、税務処理の自動化において最も苦労し、試行錯誤を重ねたのは、「人間による高度な税務判断」が必要な領域との線引きです。交際費と会議費の切り分けや、複雑な用途区分の判定などは、単純なプログラムだけで押し切ると誤処理リスクが高まってしまいます。税務は膨大な法令・通達の正確な適用が厳格に求められるため、「自動化できる部分」と「プロのチェックが必要な部分」を明確に分け、誰もが迷わず運用できる標準マニュアルへと落とし込んでいきました。
今後は、最新の機械学習やAI技術を税務申告や税務調査対応などのレガシーな業務領域にどう活かしていけるかをさらに探求していきたいと考えています。優秀なメンバーが税務の専門性を高めつつ、「TaxTech(税務×IT)」という新しい領域にも果敢に挑戦できる環境のもと、次世代のバックオフィス基盤の構築に貢献してまいります。