【在宅型ホスピスへの入居】受けられるサービス、医衣食住がすべて
ホスピスとは、末期がんなどの患者さんやその家族を対象に残された時間を穏やかに過ごしてもらうことを目的に提供されるケア、あるいは、その場所を指しますが、在宅型ホスピスでは具体的にどのようなサービスが受けられるのでしょうか?
終末期にある入居者が穏やかに過ごせるよう看護師や介護士が医療処理や見守りします
ホスピスでは、末期がんや難病のために死期が迫った入居者を対象に、最期まで自分らしく過ごせるよう看護師や介護士が医療処理や見守りします
ここで重要なことは、ホスピスでは病気の根治や延命を目的とした治療を実施しないことです。
その代わりに実施される処置は、病気が引き起こす痛みや不安を和らげることです。本人や家族の生活の質)の向上を目指します。これを緩和ケアと呼び、訪問看護ステーションが中心となってケアにあたります。
ホスピスへ入る条件
ほとんど、どなたでも入居できるというのが、実態です。
ただし、実際にホスピスに入って意味ありな方は、末期がんや神経難病など方で、具体的には次の「厚生労働大臣が定める疾病等」となります。
厚生労働大臣が定める疾病等
- 末期の悪性腫瘍(がん)
多発性硬化症
重症筋無力症
スモン
筋萎縮性側索硬化症(ALS)
脊髄小脳変性症
ハンチントン病
進行性筋ジストロフィー症
パーキンソン病関連疾患
多系統萎縮症
プリオン病
亜急性硬化性全脳炎
ライソゾーム病
副腎白質ジストロフィー
脊髄性筋萎縮症
球脊髄性筋萎縮症
慢性炎症性脱髄性多発神経炎
後天性免疫不全症候群(エイズ)
頸髄損傷
人工呼吸器を使用している状態
上記に当てはまらなくても、医療依存度が高い方
ホスピスへの入居までの流れ
ホスピスへ当社等を通じて連絡してから、早ければ3日程度のでの入居も可能です。
逆に病院や紹介会社などを通すと、時間がかかる傾向にあります。これは介在する方が病気とホスピスの事情へ精通していないことなどが理由です。見学や面談を経て入居するという流れで、問い合わせから入院まで通常1カ月程度はかかることもあります。
病院のように、主治医や看護計画が作成される:重要なことは見守り体制
ホスピスへ入居が相談されたときから、貴方のために、主治医の選定や主治医が既にいる場合でも、看護計画が策定されます。必要なケアが、ホスピス内部で共有され、貴方の受け入れに向けて、看護や介護というソフト面、設備としての疼痛管理や人工呼吸器に必要な酸素などのハード面での準備が進みます。
ただし、最も重要なことは、ホスピスへ入居している間、1日24時間の中で、訪問看護ステーションや訪問介護ステーションのケアを受けている時間は、そうではない時間と比較して短いということです。
これは、法令等に則り、契約で提供される訪問看護ステーションなどの役務の提供外のサービスが、ホスピスの本質的な価値に重要な影響を与えるということであり、訪問看護等の時間外であっても利用者の命を積極的に守ってくれる「見守り体制」こそが、ホスピスの真の価値なのです。
(大部分がサービスとなる見守りでホスピスは運営されている)
骨折などの外科的な処置の必要性が生じなければ、そのまま終の棲家として過ごせます。
病気の根治や延命を目的とした治療は実施しない。病気から生じる苦痛に対して訪問看護ステーションを中心に処置するホスピスですが、一度入居された場合には、骨折などの外科的な処置の必要性が生じなければ、そのまま終の棲家として過ごすことも可能となっています。
これは次の施設が不安になったり、行き場がなくなることに対して大きな安心になります。ホスピスでは医衣食住がすべて完備されているため、お亡くなりになるまで何年でも、安心してお過ごしいただけます。
ホスピスにかかる費用
居住費と食費です。それに加え、各種医療保険サービスや介護保険サービスにかかる費用が発生します。これらの負担が高額になった場合には負担軽減制度(高額療養費制度、高額介護サービス費制度など)が利用でき、ホスピスでの案内もあるため、経済的にも安心して過ごせることがホスピスの特徴です。
入居1カ月につきかかる費用は、最も安いアンビスホールディングスが運営する医心館などで10万円くらいで、家賃(光熱費)・食費が含まれています。
その他、日用品(おむつ代含む)などがかかります。リネン代や洗濯代については、実費となるケースと家賃に含まれるケースがあります。
医心館 浦和美園の例・・・さいたま市内ですが・・・
ただしNO1事業者です スレ:
地方でもよければ・・岐阜市内
ただしNO1事業者です スレ:
1つだけ、追加でお伝えすると、在宅型ホスピスは民間努力が結集されており、病院等よりも国家財政にも利用者の財布にも優しい設計となっています。
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