【成長の軌跡】2023年7月期決算について
継続して成長、経理BPOが伸びています!!
CPA-Consultingの成長の軌跡、当社は継続して成長しております。2023年7月期の連結売上高は242百万円となり、対前年30.1%の成長となりました。これは、主として経理BPO案件で、ケイパビリティの拡充にあわせて、案件数を増加させられたこと、新規の医療介護案件の成功等によるものであります。
当社の売上高のセグメントでは、経理BPO案件が伸びており、対前年44.0%の増加となっております。経理BPO案件では、内容の多様化が進んでおり、連結決算や士業コンサルタントによるサービス提供以外にも、月次決算支援、電子帳簿保存法対応やインボイス制度対応、IPO案件やスタートアップ支援へ領域が拡大しております。
また、当社の強みである経理BPOにおける、確立した経理業務の見える化・体系化のメソドロジーが効果を発揮する場面が増加しております。大手総合商社グループやNasdacIPO企業へ、ナローパスを解消する安価で質の良いBPOサービスが採用され、クライアントサイドにおける課題解消に貢献しています。
経理BPO案件は、クライアント別分類でいえば、上場企業やIPO準備企業などの準拠性で高レベルな品質が要求されるお客様への採用が進んでいます。金融商品取引法領域をアウトソーシングするノウハウにより、外注先で公認会計士等における品質管理を前提としたBPOサービスは、ニーズも高く需要も拡大しております。
この様な経緯も踏まえ、終了案件や契約返上案件もある中で、経理BPO案件が伸長しております。
当社で参画した行政BPO案件が終了しており、売上高がこのセグメントで減少しております。
また、従前から注力している医療介護セクター向け、コンサルティング支援サービスは、ホスピス開業案件を2023年7月期に2件手掛けたこと等により、成長基調となっております。
:百万円単位
基本を徹底した経理BPO、業務一覧・工程表・マニュアル整備で業務品質が安定化
当社はBPOベンダーとして、徹底して基本に忠実な業務遂行を実施しており、業務一覧・工程表・マニュアル整備をお客様への約束として位置付けております。CPA-Consultingのお客様への約束は以下のとおりです。当社では、コンサルタントにそれほど厳格な要件を設けておらず、年齢や国籍、経歴に拘らない採用を続けております。一方で、各コンサルタントには、お客様への約束の遵守をお願いしており、CPA-Consultingのコンサルタントの基礎的なバリューを定義し、実践しております。
(CPA-Consultingのお客様への約束)
今後の方向性:IPO支援、スタートアップ、医療介護
BPOベンダーとして、大きなオポチュニティーを感じている領域はIPO支援領域です。特にTokyoProMarketがにぎわっており、TPM支援などを中心に、これまではBPOベンダーが嫌われていたIPO案件において、BPOの採用が広がっています。当社への注目も徐々に増えており、Big4からの提携の依頼や上場企業であるTOPベンダーからの受託案件も発生しております。
また、StartUP支援を行うことも、成長速度の速く、時価総額が日々変動するStartUP支援の醍醐味ともいえると思います。StartUP支援について、ビジネスモデルを深く理解して、表面的な経理支援で終われない領域であり、StartUPの付加価値を高めるサービスを検討してまいります。
医療介護セクターは、M&A仲介やエグゼキューション、PMIも含めたCPA-Consultingのソリューションを軸に、ホスピス開業支援などを医療介護コンサルタントと連携して、拡充しています。著名コンサルタントの起用等も含めてリソースを投下してまいります。
最後に、当社が事業承継した企業を、財務や管理を再設計して、M&Aするサービスについて、2022年年初に取得した企業が、再譲渡を完了しました。現在、人材紹介業・不動産仲介などの業務構築中のビジネスもありますので、大きなリターンを生じさせるように、事業承継ビジネスについても拡充して参ります。
CPA-Consultingのメンバーや登録事業者の方が、バリューを感じられるネットワークの価値を高める活動が、長期的には価値を生むと考えており、MeetUPなどを積極的に開催してまいります。
メンバーの皆様、引き続きよろしくお願いいたします。