【プロジェクト インタビュー vol.09】IT企業の基幹システム立上げコンサルティング(※東証プライム上場企業)

【プロジェクト インタビュー vol.09】IT企業の基幹システム立上げコンサルティング(※東証プライム上場企業)

プロジェクト インタビュー vol.09

皆さま、広報を担当しております岩井です!
プロジェクト インタビューを見て弊社に興味を持ち、入社に至った方も非常に増えております!
好評につき、今回も弊社のクライアントワークスをインタビュー形式でお届けします!

 

【プロジェクト概要

・クライアント(顧客)
大手インターネットメディア企業(日系)
※東証プライム上場企業

 

・業務内容
- 基幹システム入替に伴う業務構築
- マニュアル作成
- オペレーター育成

 

【社員インタビュー

広島出身 / 30代男性コンサルタント

Profile(プロフィール)

・経歴
国立大学卒業後、不動産管理会社でマンション経理などを経て、2019年CPA-Consultingにジョイン
幹部社員として、CPA-Consultingの主要案件をファシリテート
コンサルタントとしても大手顧客のプロジェクトで活躍中

 

・資格
- 会計freee上級エキスパート
- 人事・労務freeeエキスパート
- 管理業務主任者(国家資格)

 

【Q1】プロジェクトの背景について教えてください。

競争の激しいインターネットメディア事業ですが、その中でもクライアントは最大手の企業です。
日々増え続ける顧客との関わりの中で、クライアントとしても日進月歩でプロダクト開発を推し進められておりました。

そんな中、基幹システムを刷新し、柔軟なプライシングモデルへの対応やアカウント体系の再整理を通して、新たな成長戦略を取ることとされました。

CPA-Consultingにお声がけ頂いたのも、大量のトランザクション処理を体系化・安定化を図る必要があったことから、経理業務に精通していながら、且つ、業務構築などのコンサルティングにも経験値を持つメンバーを持つ弊社が、プロジェクトチームに参画することとなったものです。

 

【Q2】本プロジェクトには、どのような形で関わりましたか?

CPA-Consultingは、業務構築の段階からシステムリリース後のオペレーションを担当することまで携わります。

私の役割は、一言で表しますと、「業務構築・改善」です。

具体的には、フローが定まっていない業務の構築・マニュアル化を行いつつ、業務の一覧を網羅的に整備し、オペレーターに対して業務の研修を実施したり、並行稼働中の現場業務を通じてオペレーションの改善をクライアントへ提案するなどの形で関わっております。

クライアントとは必要に応じてMTGを随時組むのですが、本プロジェクトにおいては1日2回(多いときは4回以上)のMTGを重ねて、常に認識をすり合わせ、スケジュールの進捗、ネクストアクションを事細かに報告しております。

 

【Q3】クライアントとのお仕事はいかがですか?

経験が浅く分からないことが多い私ですが、自分が知らなかった経理の知識を身につけることが出来て楽しく感じています!また、不明点をすぐ質問できるようにクライアント先の皆さんとのコミュニケーションも大事にしています。

 

【Q4】プロジェクトを推進する上で、困難だったことを教えてください。

本プロジェクトにおいて、CPA-Consultingとして支援させて頂いてきた他のプロジェクトとの大きな違いが2つあり、これがプロジェクトを推進させる上で、一筋縄ではいかない要素でした。

 

まず1つ目が、本プロジェクトで導入されるソフトは、一般的な会計ソフトとは大きく異なるシステムであることです。

そして2つ目が、既に導入されている様々なシステムが複雑に絡み合って影響していることです。
これはつまり、通常の経理知識だけでは賄えない業務範囲をカバーする必要があったということです。

 

一般的な会計ソフトと大きく異なるシステムというのは、本プロジェクトで導入検討されているシステムが、一言で言えば”販売管理システム"としての機能を合わせ持っているということです。

また、顧客情報管理にセールスフォースや独自の社内システムが使われているほか、決済方法ごとに異なるシステムが使われているなど、業務ごとにそれぞれのシステムが関わってくることから、オペレーティングを行う上で柔軟かつ正確にシステムに対応する必要がありました。

 

通常の会計ソフトは、極端に表現しますと、ひたすら仕訳を切って決算書を整える(会計的な論点が都度発生する)ものですが、本プロジェクトで導入されるシステムにおいては、簡潔に言えば「サブスクリプションの生成→請求書発行→決済→伝票作成」までを1つのソフトで行うものとなります。

つまりオペレーターに求められるのが経理知識だけでなく、プロダクトへのより深い理解、そして根本的に高いバックオフィススキル・ITシステムへの高い親和性が必要になるということです。

 

BPOという形態においては、数多のクライアントに赴いては触れたことのないシステムを操作する必要に差し迫られるシーンが多々あり、そのようなシーンでも品質を出すことが求められますので、本プロジェクトのように、通常の経理知識だけでは対応できないようなシーンでこそBPOの力が発揮されると言えます。

 

結果的に、私もオペレーターとして参画したての頃は、どのプロジェクトよりもキャッチアップに難儀したものの、その経験値を生かして、本プロジェクトのどのチームメンバーよりも新システムに対して理解できていると自信を持って言えるほどとなりました。

 

【Q5】プロジェクトの今後の展望について教えてください。

本プロジェクトは2022年6月時点で佳境に入っており、リリースに向けてクライアントと一丸となって突き進んでおります。

これまで経理BPOとして様々なクライアントからお声がけくださり、またご評価頂いている中で、本プロジェクトの成功がCPA-Consultingの更なる業務拡大、ひいては会社の躍進に繋げたいという思いひとつで取り組んで参りますので、今後ともよろしくお願いいたします!