”代表、自署”仕事が無くてもボランティア活動でも活かせます、高めた経理スキルは無駄にはなりません!!

”代表、自署”仕事が無くてもボランティア活動でも活かせます、高めた経理スキルは無駄にはなりません!!

経理業務を皆さんへお勧めする理由 : 仕事が無ければボランティアをやるとよい

経理業務で以前にあったハレーションとして、公認会計士や税理士、簿記1級などの高い専門知識を習得しても、仕事で利用できないという課題がありました。これは、JOBローテションや人事方針の問題で、必ずしも経理のスペシャリストのみが経理部門に配属されるわけでもなく、部長やマネージャーがいても、頓珍漢な指示で噴出さないように必死にこらえることが主要な業務だったりしました。

 

極端な意見ですが、仕事がない時期は経理のボランティア活動をやると良いかと思います。最も働き盛りの30代前半に1年半ほどNPOの経理ボランティアとして、毎月、ただ仕訳を起票しました(笑)またホンダ出身で系列上場企業のCFOの方が引退後、時給千円でベンチャー企業を支援していました。最終的にその方は常勤監査役として時価総額200億円くらいの創出の立役者となっています。

 

幅広い経理分野、大企業ほどスキルマップを埋め辛い実情

2年~3年のJOBローテーションとグローバル企業の部署の細分化度合いを比較考量しますと、本社資金課、財務部、経理部予算課、決算課、連結決算課、経営企画、工場経理、支店経理などの部署を回っているうちに一生が終わってしまいます。これらの経験値のミスマッチ現象は、経理人材の生え抜き育成において、「新卒から一貫して経理部門」といった硬直的な人材起用方針に拍車をかけてきました。

 

私たち、アウトソーシングベンダーは大企業ほどスキルマップを埋め辛く、M&Aや人材市場の流動化で不足しがちな、金商法領域の経理リソースとして意義があります。

 

今、経理人材で最も求められているDXツールを駆使して、主計メンバーとして業務する層の人材となるため、大企業の育成パターンはインプットの量や質で劣位で、アウトソーシングベンダーで業務経験が2年程度ある方が圧倒的に経理業務に精通できます。実務で使えるスキルセットを常に追いかけっこする業態がアウトソーシングベンダーです。

 

リーマンショックまでは日本の会社の生え抜き主義はWORKしていた

表題のとおりに、2010年くらいまでは、新卒の優秀層を自社経理として長年かけて育成するモデルはWORKしていたように思えます。その後の会社の成長速度、低成長企業のGOOUTと自社育成モデルが合わなかったのか、柔軟性に最も欠ける自社育成経理が少しづつ崩れ始めます。

 

グローバル企業を中心に経理・財務のノンコア化の加速

経理財務に優秀人財を充てることに本質的な疑問がグローバル企業の間で生まれており、経営企画や高度の予算統制は別としても、財務会計領域は急速なノンコア化の潮流に巻き込まれています。アウトソーシングベンダーとしても、会社のM&Aや組織再編へ柔軟に対応できるリソースがあるベンダーであれば、ともすれば、正社員コストを凌駕するコスト&パフォーマンスで企業に貢献できる事例が続いています。

 

リソースアロケーションの切り札、臨時の代替手段

戦略的にアウトソーシングベンダーを起用して、リソースアロケーションの切り札とする企業、リソース不足の臨時の代替手段としてベンダーを起用する企業。大別するニーズはこの2つから生じています。

 

冒頭の話に戻りますが、経理コンサルタントになることは、今後の人生の選択で非常に有益な選択の一つと思います。不景気で仕事がない時期もあると思いますが、そういう時はボランティアをやりましょう。